
埼玉県北東部在住でJR宇都宮線や東武伊勢崎線、を利用する人なら大体が利用するであろう久喜駅ですが、伊勢崎線で春日部、越谷、東京方面に向かう東武スカイツリーライン(東武動物公園駅よりこの名称)に乗り換える時に気になるのが、半蔵門線直通中央林間行なのではないでしょうか?
中央林間?聞くとまるで森の中にある都市?はたまた林間学校が多く存在する研修施設が並ぶ様な場所をイメージし、森に囲まれた街の様なイメージをしてしまうものですよね?
そう・・・そこは『森の都』的な・・・(笑)

過去に私自身も久喜駅から中央林間駅を利用する用事があり、実際に行ってのですが、結論から言うと普通の都会の部類に入る街と言う感じでしたね。
じゃあ中央林間って何なの?おもってしまうところですよね?
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中央林間と言う地名の由来は?
中央林間とは小田急電鉄(当日は小田急急行鉄道)が昭和初期に掲げた開発計画の『林間都市計画』によるもので、林間の名称の由来は、この地域が雑木林だった事が由来だそうです。元々は下鶴間(しもつるま)と言う地名だったそうです。
しかも多分ですが、中央林間と聞いて、あなたも思わず描いてしまうRPGや映画に出て来そうな森を切り抜いた幻想的な都市だと思うですが、どうやらその想像はハズレではなく、この頃から近未来的な都市を描いていた様です。中央林間を中心に放射する様な、まるでフランスのパリの様な都市を計画していたみたいですね。スポーツ都市も計画していたとか。
しかしながら都心から遠かった事や、土地が高かったり、とどめには太平洋戦争が勃発して計画は中止。
都市と言う文字だけが取られて、中央林間と言う地名になって現在に至る様ですね。
令和現在では、イメージこそ変わりましたが、開発は進み、大和市の一部として、住宅地や商業施設が立ち並ぶ、いわゆる都会の街並みになっています。
中央林間駅は乗り換えなしで安く行ける!
中央林間は正式には神奈川県大和市中央林間と言う地名ので、その3丁目と4丁目に駅があります。つまり神奈川県に位置します。
久喜から行くと東部伊勢崎線→東武スカイツリーライン→地下鉄東京メトロ半蔵門線→東急田園都市線を経由して着く事が出来ます。
そして中央林間駅では小田急江ノ島線の駅でもあり、乗り換え駅として利用される事も多い様です。
しかしながら時間を短縮するなら久喜からJR宇都宮線で新宿まで行ってから小田急線に乗り換えるのがベターな様ですね。
ただせっかく東武線で中央林間行があるのだからそれで行ってみたいと思ってしまいますし、私の場合は乗り換えるのが面倒だったのもアリ、中央林間行でそのまま終点まで行った流れです。
急行中央林間行に乗ること!
但し!注意しないといけないのが急行に乗らないといけない事です。
急行中央林間はあまり朝が早いと本数が少ない様ですね。同じ行き先だと思って準急に乗ってしまうと、東急田園都市線で各駅停車になってしまい、かなりしんどくなるのでご注意ください(笑)
急行中央林間は、平日休日問わず10時台から本数が増える感じなので、もし中央林間駅まで冒険をしたいのであれば、10時以降に利用する事をおススメします。
久喜から中央林間までぶっ通して利用する人はあまりいないと思われるので、特に朝のラッシュ時はほぼ無い様ですね。
久喜から中央林間までの所要時間と料金は?


上のスクショ画像を参考に、久喜から中央林間まではICキップのスイカなどで1174円で、急行での所要時間は2時間14分です。
久喜からJR新宿小田急線経由より時間は掛かるものの、直通運転の電車の方が少し安い感じです。
まずこの距離を通勤通学で使う事はなかなか無いと思いますのが、中央林間が気になるであれば、休日などを利用して暇な時にでも行ってみてはいかがでしょうか?
特にメジャーなレジャースポットがある訳でもありませんが、それでも見知らぬ地へ踏み入れる事で、何か新しい発見があるかもしれません☆
また逆に中央林間側の人達からすると、埼玉県の久喜も未知なる場所の様ですね(笑)
最後に、YouTubeで見つけた東武線の久喜駅から東京メトロ半蔵門線を経由して東急田園都市線の終点中央林間駅までフルに前面展望を撮影した車窓動画がありましたので、久喜から中央林間までの長を体感してみてください。