クリップスタジオ2024年現在で大分仕様が変わったのと、カラーの場合の背景抜きは自動選択ツールの利用する事をお勧めします。ここではあくまでもモノクロ原稿をスキャンした時の背景の白抜き方法を説明しますの。なので、改めて記事を更新しますので、しばらくお待ちください。お急ぎの方はクリップスタジオのサポートサイトなどでお調べ頂ければ幸いです。
CLIP STUDIO・クリップスタジオで簡単に背景の白抜きをする方法についてお伝えします。
つまり背景を透明にすると言う事です。
これがクリップスタジオで出来ると結構便利です。
私もそうでしたが、意外と知らないのでは?と思い、実践画像を使って解説してみました☆
プロなら当り前な作業でも素人にはわかりにくい!
クリップスタジオはただ、漫画を描くだけではなく、ペイントツールとして様々なことが出来ます。
プロのイラストレーターや漫画家、熟練した同人作家なら当り前に知っていたとしても、仕事としていない素人にはわかりにくいものも多々あります。
ほとんど場合、フォトショップを併せて使うケースが多いと思います。
ただ、私の様に趣味で絵を描いている場合、サイト運営でのヘッダー画像やサムネ画像、ロゴも等でも、全てクリップスタジオを使います。
他のペイントツールは基本的に不要となります。
LPのヘッダー画像やネット上の広告もクリップスタジオで一括しているのです。
その方が安上りで、効率もよく、それなりのものが出来るからです☆
この事からクリップスタジオが高性能であり多様性に優れている事がこれでわかります。
そしてその高性能が故に分からない事も多いのです。
その中でも意外にわかりづらいのがjpgで画像を取り入れた時の白の背景を抜く作業です。
クリップスタジオのサポートサイト(創作応援サイト)でも検索すれば出て来ますので、そちらも併せてご覧下さい!
と言いたいのですが、どれが?正解なのか?効率が良いのか?分からない事もありますので、私なりにまとめてみました☆
(注意)クリップスタジオで作成したイラストの背景は透明化出来ます!
ここで注意したいのは、クリップスタジオで描いたイラストなどは、用紙レイヤーを消せば、背景は透明にできます。
あくまでも、jpg画像を外部より取り込んだ場合の例となります。
こんなに簡単だったの?背景の白抜き作業!
私も応援サイトで見つけたのですが、信じられないくらいに簡単でした( ゚Д゚)
ちなみに使用ソフトはCLIP STUDIO PAINT EXです。
CLIP STUDIO PAINTであれば、PROでも基本的に一緒になりますが一応照らし合わせてみて下さい。
まずは、クリップスタジオを起動させて、背景を透明にしたいjpgファイルを取り入れます。
そして下記の画像を参考に、【選択範囲】をクリックします。
クリックしますとプルダウンメニューが開きますので、
赤く囲った部分の【色域選択】をクリックします。
色域選択のポップアップウインドが出ますので、一番左の【新規選択】をクリックします。
※背景が白の場合、色の許容誤差はデフォルト値、10.00で大丈夫です。
消去したい背景と残したい画像との境界線が曖昧な場合は調整して下さい。
背景の部分にカーソルを当てるスポイトになるので、背景の白の部分でクリックをします。
クリックをしますと、白の部分が選択された事が点線マークでわかります。
選択の確認が出来ましたら、【OK】をクリックします。
選択された状態になりましたが、下記の画像を見て頂ければわかる様に、
白の部分全てが選択されてしまっています。
髪の毛のツヤ、目の白い部分、ヘッドライトの光等です。
そこで、【選択消し】で上記の画像の消してはいけない部分の選択を解除行きます。
※画像の例は、マウスで行いましたが、ペンタブがある場合は、ペンで丁寧に消去すれば尚良いと思います。
消してはいけない選択範囲が消去出来ましたら、下記の画像を例に、
選択ツールバーの矢印の示している部分の【消去のアイコン】をクリックします。
そして、背景の白が消去された事が確認出来ます。
そして背景の白抜きが完了しましたら、png保存をして、背景の無いファイルが完成します。
背景の抜いたファイルを作成出来ると、他の背景との合成やロゴマークを作る時に役立ちますので、是非お役立て下さい。
また、他にも効率の良い方法があると思いますので、応援サイトなど、色々と検索して、アナタに合ったやり方を探してみる事をお勧めします。