黒木華初主演となる重版出来!ですが、遂に最終回を迎えました。
天才漫画家中田伯(永山絢斗)は、連載を勝ち取ったものの、無事に連載をする事が無事に出来るのか?
漫画家のしてのサバイバルは始まったばかりです!
プロとしてのマネジメントが問われる!連載漫画家
連載漫画家と言えば、独立と言う事になります。
普通に言えば個人事業主、社長になるわけです。
俺は漫画さえ描ければいいんだ!と言うわがままは通じません!!
もっと細かく言うと、出版社と提携をした個人事業になります。
ですから、一人で好き勝手にと言う訳には行きません。
自分だけではなく、アシスタントも必要不可欠になります。
そして、睡眠時間も取らない訳には行きませ!
睡眠不足は作業効率が著しく低下する為、やはり漫画がを描くだけではなく、社長としてのマネジメント力も問われるのです。
このドラマ(原作コミックも含む)では、そう言った業界の裏側も見る事もできます。
なので、漫画家を目指す人にとっても勉強になるドラマでしたね。
絵は下手でも漫画がうまけりゃ漫画家?
以前に書いた記事と若干重複してしまいますが、絵が下手でも漫画家になれるの?
今回中田伯は天才だけど、絵はイマイチと言う設定から、そんな疑問を持っている人も少なくないハズです。
しかしながら、漫画家は抜群に上手い!
漫画が上手いと言うのはどういう事か?
つまり、コマ割り、ネームが上手いと言う事です。
ネームと言うのは、コピー用紙やノートに簡単なラフ画調で、コマ割りとセリフを入れた漫画の設計図を指します。
プロの場合、ひたすらこれをネームを重ねて、編集者のおOKで原稿に入れる流れで、連載となると、詳しくはわかりませんが、3話分のネームを描き上げ、連載会議に回されて、各編集者の意見を参考に、編集長が判断。
アリになれば晴れて連載が取れるのです。
ここに辿り着くまでにはどれほど苦労があるのか計り知れないものがありますが、辿り着く事も出来ない狭き門!
たまたま漫画家を目指そうとしているアナタがココに辿り着いたのであれば、ネームを重視するべきなのです。
ストーリー漫画においては絵も当然必要になります。
しかしながら、絵の練習をすれば、漫画が上手くなりません!
このバランスも必要になって来るので、やはり社長としてのマネジメント力が必要になって来ます。
漫画家は定義がありませんし、免許もありません!
つまり漫画家と名乗れば、既に漫画家なのです。
話しはかなり反れましたが、今回の重版出来!にせよ、職業もののドラマって本当に面白いですね☆
個人的には、重版出来!のスペシャルドラマでもやってもらいたいです。