いよいよ最終回目前の重版出来!
新人編集者黒沢心(黒木華)の爽快活劇もいよいよ大詰め!
天才新人、中田伯(永山絢斗)を遂ににデビュー!!
かまってちゃんの彼女・梨音(最上もが)に相変わらず振り回される売れっ子漫画、高畑一寸(滝藤賢一)。
そして・・・高橋に忍び寄る怪しい影が、
ナンバーワン雑誌エンペラーが高畑一寸に牙を剥く!
エンペラーの憎き副編集長、見坊 我無(けんぼう がむ)・明和電機 。
興都館で社外秘にされていた「コミックFLOW」の廃刊決定を安井(安田顕)が信頼を築き上げて担当した漫画家、加藤了(横田栄司)にリーク!
なのかと邪魔をしてくる憎き同業者のだが、今回は、週間「バイブス」の看板作家、高畑一寸を引き抜きに来たのだ。
また、その近寄り方もまたエグイ!
高畑の彼女の梨音のインスタグラムから突き止めて接近すると言う、隙を見せれば餌食になる!
まるでヒットマンの様な行動に凄さすら感じますね(笑)
現実の大手の出版社もここまでのエグイ引き抜き方をするのでしょうか?
企業が生き残る為のある意味での戦争が垣間見えるキャラクターでもあります。
神出鬼没に現れては、嫌味をサラッと言い、更に裏では何かが遂行している。
典型的な悪の組織ではあるのですが、企業としては必要な存在なのは言うまでもありません!
そう言った意味では結構面白い様な気もします。
下町ロケットで言うところの、椎名 直之(小泉孝太郎)と言った感じでしょうかね?
物語的に言うなら、主人公達の障害になるにはこのくらいが面白いかいと思います!
皮肉にも見坊の引き抜きが高畑を覚醒させる?
エンペラーで描きたいものを描けるとう気持ちにさせられてか?
かまってちゃんである彼女の梨音と遂に別れを切り出す決断をする高畑!
皮肉にも、エンペラーの副編集長である見坊が高畑を覚醒させたと言っても過言じゃありません!
漫画家にとって漫画は商売であり、自らを表現する大舞台!
実は最もストイックな世界なのでしょう!
かまってちゃんは不要なのです。
わかりやすく言うと歌舞伎の世界と何らか変わりがないのかもしれません!
人生を賭ける覚悟がなければ達成出来る世界ではないのでしょう。
また大企業の社長になるのと違い、漫画家を目指す場合、企業=漫画を書き始める費用だけなので、何千万円と言う借金を背負ってのスタートじゃありません。
よって、辞めてしまえば、失敗ではなく、平凡に終わると言う事です。
原作本はまだ読んではいませんが、ドラマからも、その情景が伝わってくる気がします。
中田伯も遂に連載を勝ち取った訳ではすが、次の最終回で、連載作家として活躍が見れるのでしょうか!?
そして、見坊率いるライバル誌エンペラーとの最後の戦いが見れる様です☆